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壷抜き 塩焼きを姿良く見せるには?塩焼きのコツ!

沖釣りで釣った魚を調理しました。今回は塩焼きです。とある居酒屋で大将が調理してるのを見たとき、壷抜きしてあったんですよね。壷抜きとは・・・お腹を切らずに内臓を口から出す処理です。

私も早速真似してやってみましたよ。調理したのはトラギスです。船長が美味いって言っていたから持ち帰りました。この魚は一色なんかですと時々見かけますが、数上がる魚じゃないので、セット販売でしょうか。

壺抜きですが、慣れると包丁でお腹を裂くより早いですよ。トラギスは小さくてわかりづらいのでカサゴの写真使います。

目次

口を大きく開けて、エラの横まで箸を差し込む

時計回りに回します

結構力要りますよ。割り箸でやったら割れました。回してると内臓が一緒にグリグリっと回転する感触がします

箸を抜く

割り箸を抜くと内臓が一緒に取れます、簡単です。内臓・・・きたないもの見せてスイマセン(汗。

ハゼとかアジにはできないと思うけど、姿ままで食べる魚には簡単にできますので試して見る価値はあるとおもいます。壷抜きしたトラギスを塩焼きします。

塩焼きは串に波打つ様に刺して横から竹串を固定用に打ちます。魚の下にあるスプレーには食塩水が入っています。お店の大将が塩焼きする魚に食塩水を吹きかけていたので、疑問に思いやってみたんです。

食塩水の理由は、塩の結晶が出ないという利点がありますね。皮目の美しい魚だと塩がふってあるより皮が見えたほうが食欲そそりますからね。

ちなみに食塩水の濃度は、師崎沖の海水でやってみたら薄かったので10%食塩水を作り吹きかけてみたらいい感じでしたよ。

あとは背びれ・腹びれ・尾びれに塩を塗って化粧塩をします。ひれは薄いですから、焼いたときこげてしまうので塩でカバーするんです。あとは炭火で焼くだけ。

トラギスの塩焼き

どうでしょうか~?腹を裂いてしまうと見た目が悪くなると思うのですが上の写真は壷抜きでやったので整って見えます。

同じくハタハタも壺抜きして塩焼きで料理してみますこれがハタハタ。東北で有名な魚なんですかね?。まずは、塩焼きにしようと思います。塩を付けて焼くだけです。と、お思いの貴方!、塩焼きをナメてはいけません。

綺麗に見せるには難しいのです!。形が崩れないように竹串を使います。まず目の下から串を入れます。目の下は柔らかいので串が入りやすいです。

刺した串は、腹ビレの横辺りから出します。腹ビレの横は

皮が柔らかいので串が通りやすいですよ。あとは適当にくねって刺します。尾ビレが跳ねる様に刺すのがポイントです。

なまめかしい曲線にしてくださいネ!次に塩を振りますよ。塩はただ振るだけではありません。ヒレに重点的に塩を付けます。焼いたときに塩が振ってあると焦げないからです。全てのヒレに塩をこすりつけます。

完成したのがコレ。

ハタハタの塩焼き

ヒレを焦がさずに焼き、泳いでいるかのような躍動感ある盛りつけにするのがポイントです。

ゴウ
壷抜き 塩焼きを姿良く見せるには?塩焼きのコツ!と題して紹介しました。どちらかというと川魚のほうが塩焼きは合う気がします。塩焼きは鮎釣り師さんのほうが断然詳しいですよね。