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福井県敦賀市色ヶ浜 甚五郎丸マイカ釣りにいきました。

勤め先の先輩方からお誘いをいただき、福井県敦賀市色ヶ浜出船の甚五郎丸に乗ってマイカ釣りに行く事になった。

目次

出船場

福井県敦賀市色浜31−19

乗合船でのイカ釣りといえば、過去に3回ほど太平洋にスルメイカを釣りに行った事がある。オモリ負荷は200号だったはずだが今回は中深海ではないので100号で良いとの事。

仕掛けはおっぱいスッテの5段仕掛け。一通り、仕掛けを揃えると5000円も掛かってしまった。新しい釣りを始めるときはいつも出費が痛い。今回は、深夜ロング便というコースなので夕方から出船である。

お昼に仕事を終えて、先輩達を迎えに行き私の運転で敦賀へ向かった。色ヶ浜に着くと、当日乗り込むであろう釣り人が集まっていた。みんな、でっかいクーラーを持ち込んでいる。

聞くところによると、大アジやマダイも狙いようによっては釣れるそうで、それゆえの大きなクーラーだそうだ。釣り座は、抽選で決まるとのことで我々の代表者のTさんが、くじ引きを引き右舷胴の間に横6列に並んで釣り座を確保した。

タックル

私のタックルは、竿ダイワ リーディングXA82 にリールダイワ ハイパータナコン400FBe 道糸PE4号。5時になり、敦賀沖に出航。1時間ほど進み、原発が小さく見える辺りで船は停止しして、カカリ釣りにてマイカを狙う事になった。

船長から「棚は60m、徐々に巻き上げて探ってください」とのアナウンスが入る。まだ、日が落ちてないので期待は出来そうにないが、とりあえずやってみる。おっぱいスッテを投げ込み、リールのスプールをサミングしながら海底へ仕掛けを送り込んだ。

アタリが出始めたのは、日がどっぷりと落ちて集魚灯が輝きだしてから。周りでぽつぽつと釣れ始め、やがて私の竿にも待望のアタリが。電動のスイッチを入れて巻き上げ開始。上がって来たのは、いきなりの40cm級のマイカ。

じゃんじゃん釣ってやる~と気をよくし次の仕掛けを投入。が、しかし釣れてくるサイズはバラバラで小型主体になっていってしまった。想定無いの事なので、小型のマイカは沖漬けのタレの中へいれ比較的大きめのは、枠箱に入れてクーラーの中で重ならないように積んでいく。

途中、ワタリガニが沢山流れてきた。信じられない事に、採っても採っても次から次へと流れてくるのだ。

左手に竿、右手にタモを持ち、釣りしながら掬っていると船長が「そのカニはスカスカだから味噌汁にするしかないよ」と言われた。事実、家に帰って茹でてみたら身のつまりが悪く、粗悪品であった。

10時を回ると活性が落ちてきて、アタリも少なくなってきた。私自身も疲れてきて、このまま朝まで体力が持つか心配だ。釣り人生の中で初めての、パワーセーブモードでの釣りをする羽目になった。

巻き上げは電動でやっていたが、やがて電動ではイカの触腕が、切れる事に気づく。どうやら、船の不意な揺れで切れてしまう模様。なるべく、手で巻き取り不用意な力が掛からないようにあげていく。

誘いはしゃくり上げが基本だが派手にしゃくり上げると、前記と同じく触腕が切れてしまう。自信の体力も消耗してしまうので自分の顔の位置までゆっくり3回シャクリを入れるのみで対応し、パワーセーブして釣りを続けた。

なんとか早朝まで、意識が途絶えることなく釣り続けた結果、釣果はマイカ55匹。

釣果

実際に釣れたのは、19~23時と3~5時までがほとんどで有った事から、次回行くなら半夜で良いなと思った。また、シイラやハマチといった青物も海面を回っており興味本位で釣ってみたらいとも簡単に釣れてしまった。

また、邪魔にならないなら二本竿を出して良いようなのでもう一本は、鉛スッテやティップランエギで一匹づつ掛けていくのも有効と思われる。(実際やってる方いました。)

スルメイカより、食味が良く数釣りができるマイカ釣り。はまってしまいました。

利用した釣り船

所在地: 〒914-0844 福井県敦賀市色浜31−19
甚五郎丸: 0770-26-1740