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家庭菜園で作った青唐辛子 柚子胡椒を手作りする方法

家庭菜園を初めてから、自家製で作り始めたものが有ります。柚子胡椒です。ピリっとした唐辛子の辛みの中に、柚子の良い香りがいろんな料理のアクセントとなります。

自家製の作り立ては、フレッシュなので香りが高いです。いまなら、青唐辛子も柚子胡椒も両方ともに、産直で買えます。試してみてはいかがでしょう?柚子胡椒は、青唐辛子と柚子と塩で簡単に作れます。唐辛子生産したことがある私の立場から、作り方を紹介します。

商品として売られてる柚子胡椒は、青唐辛子と青柚子を使って作られます。青唐辛子は、夏から秋にかけて、売っています。私の菜園でも、夏から秋にかけて作れます。

青柚子は、夏にできる柚子なんです。ですが、愛知県では夏に売っていません。各地の産直にも出向きましたが、どこにも有りません。ネットで取り寄せれば、手に入るかもです。しかし、そこまでする気は無いです。冬が近づくと、やっと産直で手に入るのが、黄柚子になります。黄柚子でも、同じように柚子胡椒はできます。

今回は、黄柚子を30個ほど仕入れました。農薬が柚子の表面についてる可能性があります。水で、軽くゆすぎます。柚子は、皮のみを使います。

ピーラーで、皮を剥きました。しかし、これは最良ではありません。この後に、ミキサーで粉砕しようと思ったのですが思うように、繊維を粉砕できませんでした。なので、最良は摺りおろしで、皮をすることです。

摩り下ろした柚子の実は、まだなにかに使えそうです。私は、焼酎の中にいれてしばらく楽しむことにしました。

さて、できあがった柚子の皮がこちらです。これと同量の青唐辛子を準備します。今回、用意したのが自家栽培の青唐辛子です。


本鷹 唐辛子 [1]
です。

香川の伝統野菜だそうです。春に苗を取り寄せて育てていました。一苗で、400円もしました。この唐辛子は、辛さの中に旨みが有ります。と、その旨みを探しに、無理して食べちゃうとトンでもない辛さにのた打ち回ることになります(汗。

写真の通り、この青唐辛子は小型です。比較的赤く色づきやすいです。ということは、、、この唐辛子は青唐辛子に向かないということです。多収穫できて、赤く色づきやすい唐辛子の品種は、赤唐辛子として使うべき品種なのです。また、小型の唐辛子は困ったことに、種を取るのに苦労します。

実が小さいから、沢山のを処理しないといけません。同じ量なら、大型の青唐辛子を処理したほうが、楽なのは判りますよね。などで、青唐辛子として使う、最適な唐辛子は「韓国唐辛子」になります。韓国唐辛子は5~10cmあるので、種どりが楽です

2年前に、作ったのですが、韓国唐辛子の画像が見当たりませんので、ネットから拝借しました(汗。大型の唐辛子になります。

唐辛子を取り扱うときは、ビニール手袋をしたほうが良いです。特に、皮膚が弱い方は、お勧めします。手がヒリヒリになります。ちなみに、私は気になりませんので素手です。唐辛子は、特に種の部分が、殺人的に辛いので取り除きます。

小型の唐辛子だと、種を取り除く作業が多くなりやりづらいです。種を効果的に取り除くには、身を半分にハサミで割ると取り出しやすいです。柚子と同量の、青唐辛子の処理が終わりました。

次に、塩の分量を量ります。塩は、青唐辛子と柚子の重量比で20%の塩を入れます。塩で、保存食を作ったことが有る方はわかると思いますが20%は、そうとうきついです。

参考:干物8~10%塩分
   梅干し10~12%塩分

この塩分のおかげで、腐ることなく一年間使えます。柚子、青唐辛子、食塩の分量を量り終えたら、フードプロセッサーにかけます。前記しましたが、フードプロセッサーでは柚子の繊維を崩し切ることは出来ないので柚子だけは、摺り下ろしたほうが良いと思います。

完成したら、煮沸消毒しておいた瓶に瓶詰しておきます。すぐにでも使えますが、フレッシュすぎて、とんがっております。一週間ほど冷蔵庫で寝かすと、なじんで使いやすくなります。