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愛知県知立市 「三河スローフード 蔵ら」 深海魚料理を頂いてきました。

2019年を迎えて、新年会を行うことが有るとおもいます。以前お世話になった職場の方が、新年会をセッティングしてくれと頼まれました。以前、私が「スローフード蔵ら」に行ってジビエコースを食べたのが、羨ましかったようです。快く返事をして、今回は有志で会を開くことにしました。大将との料理コースの打ち合わせのときに聞いたのは、ジビエコースは仕入先が厳寒期で仕入れないとのことでした。仕方なくですが、深海魚コースにしてもらいました。深海魚は、地元の西浦漁港から、大将が仕入れたものです。深海魚コースも以前から興味合ったのでちょうど良いです。

電話で大将が、「良いタカアシガニがあるんですが、召し上がりますか?1500円アップになるけど」と言います。私からすると、タカアシガニは微妙。自分で買って食べたものは、水っぽくて美味しくなかったから。でも、蔵らで出すということは、そうとう自信があるのでしょう。美味しかったら調理法を聞けるチャンスです。タカアシガニもお願いしました。飲み放題付きで6500円の深海魚コースになりました。

三河スローフード 蔵ら

おみせのHP [1]

住所
〒472-0004 愛知県知立市南陽二丁目169

営業時間
昼の営業時間:11:00-14:00(土日休)
夜の営業時間:18:00-24:00

定休日
月曜

電話番号:0566-78-3243
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スローフード蔵らは、名鉄線の牛田駅近くにあります。仕事が終わった7時から、会食のセッティングをしました。人数は5名で予定を入れていました。ところが、前日と当日でインフルエンザで2名脱落。欠員を埋めるために関係ない方を誘う等の努力しましたが、当日に来てくれる方はおらずに、仕方なくキャンセルです。当日に2名分のキャンセルをお願いしたのですが、問題なくやってもらえました。まずは、サラダから配膳されました。

●サラダ(カリフラワー、プチトマト、アイスプラント、紅芯大根、ロメインレタス)

こう来たか、という感じです。サラダというより、サラダステックです。味噌のディップソースで頂きます。紅芯大根やロメインレタスやカリフラワーは、冬が旬です。冬野菜は、寒さに当たるので甘くなります。私は夏野菜より好きですね。なぜ、旬では無いプチトマトが有るのかは謎です。

●河豚の皮のマリネと河豚の唐揚げ

おそらくトラフグですかね。高い魚なのでちょこっとしかないです。

●菜の花のシラス和え

菜の花は、愛知県には無いはずなので、他県からのを仕入れたのでしょう。私的には、3月頃に菜の花とワカメを和えたのが好きですね。

●ミノエビの塩焼き

西浦のマーケットで見かけるエビです。私は、買ったこと無いけど、仲間内の飲み会でお刺身で食べました。甘エビのようで美味しかったです。今回は、塩焼き。鮮度が悪かったのかな?。

●深海魚6点盛り

ここで、大将が深海魚盛りを持って登場。刺盛りの説明をしてもらえます。

アカザエビ: 手が長く見た目が良いエビです。今回は鮮度が良かったので、生で食べさしてもらいました。生臭さはなく、食感はモチモチです。甘エビより大きいので食べごたえがあります。

キビレアマダイ: 深いところにいる、身がモチモチして美味い魚です。

ウッカリカサゴ: 水深80~100mまでに生息するウッカリカサゴです。一見はカサゴと間違えますが、ヒレの数がカサゴと違います。大きくなると1メートルになるそうです。

カガミダイ: 深海だったりと浅瀬だったりする水深で生息する魚。私自信も一度釣ったことがあります(マトウダイだったかも?)。

ヒウチダイ: 取れる時期が短く、ある時期に定期的に取れる魚だそうです。今年は少ないそう。

シロカサゴ: 真っ赤っ赤だけど、白身のカサゴ。

レンコダイ: 釣りでは、80~90mの水深で釣れるけど、西浦では150~200mの深海底引きで取れるそうです。

今回はグロテスク系は無かったです。目玉がギョロッとしたのとか、鱗が無くてヌメヌメなのが有ったら、盛り上がったかも?。しかし深海魚の刺盛りですが、どれもこれも美味いです。刺し身を一切れづつ食べながら、日本酒が飲みたくりまして、日本酒を注文してしまいました。こんなの食べれる所は、なかなか無いと思います。6種も魚種があるのと、そんなに大きく無い深海魚を捌いてるので、手間がかかると思います。

●タカアシガニの塩ゆで

期待していたタカアシガニが来ました。いやいや、大将このカニは不味いでしょう・・・と半信半疑ながら口にします。明らかに、違う。食感が違う。見がしっかりしている。美味しい。ただ、ちょっと味が薄いかな。これはしょうがない気がするが、十分美味いので有りですね。大将に、どうやって調理したか聞きました。水っぽくならないようにするには、とにかく鮮度が良いカニを仕入れることだそうです。できれば、生きてる活カニが良いんでしょうね。加熱方法は塩ゆでで15分だそうです。味噌の部分は、油がキツくって下痢をする人がいるので料理してないそうです。

●アガザエビの塩焼き

アカザエビの全貌です。形がいいですね。お皿に盛り付けてあると映えますね。

●メヒカリの唐揚げ と メヒカリのお寿司

メヒカリは、加熱すると美味いですよね。干物にしても美味いけど身が小さい個体しかないのが残念です。と、思っていたらメヒカリが刺し身ででて来た。

●メヒカリのアヒージョ

オリーブオイルとニンニクで煮込んだメヒカリです。じゃがいもも入っています。じゃがいもがホクホクで美味いです。メヒカリは油っこすぎる気がしました。

●アンコウ鍋

締めの鍋はアンコウです。深海魚で締めくくりですね。アンコウは7つの可食部があると言われます。身、皮、胃、肝臓、卵巣、エラ、ヒレです。自分で捌いてるときは、よく分かるのですが、鍋に入ってるとどれがどれかわかりませんね。

今回も、大満足でした。閉店間近の23時近くまで、お店で話し込んでしまいました。住宅街にあり、特急が停まる駅の近くでは無いので、2回目のお客さんは来ないようなので、長くお店に滞在させてもらえました。前回とおなじく、お見送りまでしただいて、大変満足しました。