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愛知県知立市「三河スローフード 蔵ら」住宅街でジビエ料理 釣り&市場仲間で頂いてきました。

釣り仲間の一人にジビエ料理に詳しい方がいます。彼は旅行代理店に勤め、仕事でジビエに携わったそうです。「猪は旨いんだよ」「解体するときは・・・」等と言ったお話しを、釣りに行く道中車内で聞いて一度食べてみたいと思っていました。そんななか、市場通いをしてる友人が、市場で知り合った方がジビエを使った料理のオーナーをやっているということを話していて、話の流れで、オーナーのお店に伺うことになりました。ジビエといえば、山中の肉処理場横のレストランに行くのかと思いきや、お店の場所は住宅街のど真ん中。しかも、私が住んでるところから3kmという近さです。

目次

三河スローフード 蔵ら


おみせのHP [1]

住所
〒472-0004 愛知県知立市南陽二丁目169

営業時間
昼の営業時間:11:00-14:00(土日休)
夜の営業時間:18:00-24:00

定休日
月曜

電話番号:0566-78-3243

というか、、、以前、知立市に住んでいたとき、毎日通勤でお店前の信号を左折していました(汗。お店の外観は、和風の居酒屋さんという佇まいです。駐車場も広く、第一と第二駐車場が有ります。メニューは、ミステリージビエコースで、90分飲み放題付きで7000円税別です。蔵らさんには定番メニューというものが有りません。実際にお店のHPを見てみると、メニューが有りません。いきなり伺って、ジビエを食べたいと言っても無理なのでご注意を。

当日は19時30分に、宴会開始となっております。名鉄牛田駅から100m程の位置にお店があります。私以外のメンバーは、みなさん牛田駅から徒歩です。メンバーが集まり最初の料理がだされます。木のプレートに料理が置かれています。

ウサギのレバーペースト、蝦夷鹿のサラミ、自家製スモークチーズ

オーナー自ら、運んできてくれました。私は鳥のレバーなら、よく食べます。煮付けにするのが好きなんですが、レバーペートなる料理は作ったことありません。チーズとあえてあるからかレバー特有の味はなく、あっさりしているようでコクがあります。蝦夷鹿のサラミは、見た目は普通のサラミです。とはいうもののこの太さのサラミは見かけませんね。薄くスライスしてあり、口の中に入れると溶けます。食べやすさを狙って、この薄さなんでしょうか。自家製スモークチーズ、手が込んでいますね。1人一切れづつ、あっという間に完食です。

イノシシのロースト

これで猪を食べるのは2回目です。以前は猪鍋で食べました。赤身で厚かったので食べ応えがありました。ローストを薄くカットしてあります。これは、ソースに絡めながら頂くんですね。脂身が多いのですが、あっさりしていて食べやすいです。

イノシシの鎧


オーナーが、料理を持ってきたときに説明してくれます。雄の猪は繁殖期になると、肩に脂肪がのり、それが硬くなり鎧と化すそうです。おお~これぞ、ジビエっていう料理が出てきましたね。後に続く料理も楽しみですよ。見た目は、皮っぽいですね。食感は軟骨みたいです。ゼラチン質なのでコラーゲンが豊富そうな感じがします。

ウズラの唐揚げ

ウズラは実際に見たことがないですが、ひな鳥なのでしょうか。小型でした。バリバリ骨までいっちゃいます。南アルプスで育ったウズラだそうです。それが、どういうことなのか私には判断できませんでした(汗。

アナグマのトマト煮

身がほろほろになっていました。ここまでするには、長時間煮込むか圧力鍋なんでしょう。「ジビエではアナグマが一番旨いらしい」とKさん(この方が旅行代理店勤務)は言います。確かにこいつは旨い。

アナグマの角煮

脂身がフワフワしてる。というか、ほとんどが脂身の角煮である。食べると、脂身が甘い。オーナーは脂身だけを食べさせたかったんじゃないかな。

アナグマの焼肉

もう、納得です。アナグマが一番旨いですわ。全てのジビエを食べたわけではないのに確信してしまうほど旨いです。

ウサギの丸焼き

見た目は一番インパクトありますね。しかも皿がデカイ!。天然のウサギなのからか、丸鳥の様に太ってはいません。私はお上品に、お足を頂きました。魚は骨までしゃぶり尽くすのを信条とするP太郎さんは、脳味噌を率先して食べていました。私は遠慮しておきます。

ツキノワグマ鍋

初めて熊鍋食べました。熊も普通に美味しいです。ただ、オーナーが言うには、この熊は長野の標高が高いところにいた熊らしくて脂がのっており旨いらしいのです。害獣駆除の影響もあると思いますが、必要以上に捕りすぎてる事もあってか、保護団体から抗議があるそうです。そういった、情報なども料理を運んできてくださった時に、情報をくれます。我々は、元々は魚を釣ったり食べる為に、集まったメンバーなので、みんな興味津々に聞き入ります。ちなみに熊を捌くときは、那須川天心の膝蹴りくらうぐらい「クサイ」そうです。オーナーの表現が面白いですね。

こうして、ミステリージビエを食べる食事会は終わりました。ちょっと変わった物を食べてみたい!って思う人は行かれてみてはどうでしょう。今回のメニューを見る限り、カップルでは止めておいた方が、よさげですね。女性が引くかも?!。4・5名以上でワイワイ言いながら食べるのがお勧めですね。蔵らさんには、魚のメニューも有ります。次回は、魚メニューで利用したいと思います。