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常滑焼き 焼き物作りは簡単?初めてでもロクロ回せました!

愛知県は常滑市です。そう、あの有名な常滑焼きがある土地だ。愛知県に生まれ住んで長いが、全く焼き物などしたことがない。これは滋賀県民が鮒寿司を食べないのと一緒の事か。


いや、そもそも鮒寿司は臭いがきつくて食べられたもんではない(汗。常滑焼きは、愛知県常滑市を中心とし、その周辺を含む知多半島内で焼かれる陶器。その起源は、なんと平安時代までさかのぼる。


と、言っても歴史の勉強が嫌いだったゴウさんは平安時代に何が起きたのか知らないので、いまいちピンと来ないが、大昔だってことは確かだろう。鎌倉時代には、数千基も知多半島の丘陵斜面に窯があったそうだ。


そんな時代背景をお勉強し、いざ焼き物の街常滑の陶磁器会館へ。



ココにはたくさんの作品が展示してあります。値段はピンキリなんですけど、小皿でさえ1000円以上の物がほとんど。一人暮らしを始めたとき100円均一で食器を揃えたボクにはカルチャーショック。


常滑焼きも100円均一にならないかな。しかし、どの食器も素人目に見ても逸品であることは明らか。常滑焼きの実力恐るべし。十分に目を肥やした後は、散歩道を通って散策へ。



レンガを積み上げた煙突が現れるが、崩れている。もう使ってないのかな?街全体的に寂れた感じ・・・いや昭和のにおいがする。そうここは映画「20世紀少年」でのロケが行われた場所でもあるのだ。



この土管が積み上げてある道を「ケンジ(唐沢寿明)」がバイクで走り抜けたとか?。ではさっそく、焼き物作りへ。焼き物道場に弟子入りしました。焼き物教室かとおもいきや、道場で・・・。


え!道場?つーことは師範と弟子?。居たんですよ。鬼師範が。。。



「師範:勝手にさわるんじゃねえ!」「弟子:すんまそんでちたぁ(;´Д`)ゞ」この先生、有名人や女性には優しい見たいですよ。入り口に写真が貼ってあって、ぼくに教えている時の表情とまるで違っていました(汗。


ほとんど、自分の思いとおりにならないままロクロを回し・・・というか、ほとんど作ってもらって残った粘土で手でコネコネ。最初から手ひねりだけにしとけば良かったと後悔。


手ひねりの先生は奥さんなんで優しいです(´ω`)で、できた作品がこちら。



ロクロで作ったコップと魚がおけるお皿です。あとは乾燥して釉薬なるものを塗って焼くそうな。釉薬は数種類から選択。



なんかの灰やなんかの海草やらで釉薬は出来てるらしい。



初めて作ってみた常滑焼き。表面がザラザラしていて触り心地が良い。使う前から愛着が沸きます。コップの方は海草の釉薬を使ったせいかほのかに良い香りがします


表面の香りなのか土の香りなのかは不明です。これは常滑焼きの特徴なのかな?。体験教室は、複数有ります。だいたいが2000円程の料金で2個ほど作れるようです。