以前に、愛知県南知多の乗合船でフグ釣りに行ったときの釣果を料理しました。愛知県のフグ釣りで釣れるフグは、ショウサイフグとヒガンフグがメインになります。
エサは、エビやアサリなどを使い釣ります。カットウという釣り方も有りエサで寄せて下に付いてるトリプルフックで引っかけるといった釣り方ですね。両方やってみたことがありますが、どちらもさっぱり(汗。
ツヌケしないので、もう買った方が良いかなとも思います。一色漁港なら安く買えますしね。ということで、フグを食べたい方は一色漁港へ行くべし?!。
いやいや、冗談です(汗。釣ったフグは自分で調理しないといけません。実は刺身なんかは、身がモチモチで、薄く切るにはすごく難しいと思うんですよね。なるべく簡単に、おとうさんでも作れるフグ料理レシピを紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ヒガンフグの刺身
まずはフグの身を刺身にしました。刺身包丁でなるべく薄く切ってお皿に並べます。ツマは千切り大根とネギと紅葉おろしです。刺身はなるべく薄く切るのですが、ボクはプロでは無いの厚みは5mmほどになります。
2匹でしたがお腹がいっぱいになりましたよ。薄作りにしますが、それほどの包丁技術が有るわけではないので5mmほどの身にしかできません。というか逆に贅沢か?!
料理屋以外で初めてフグを食べましたが、当たり前なんですけど美味いです。無臭で純白な身の色、味は淡泊でもっちりした感じ。メバルも、もっちりしてるけど比べモノにはなりません。
カワハギもフグの仲間だけどちょっと臭みがありますよね。よく比較されるウマヅラハギなんて、素材の旨みという点ではフグに比べると問題外だと思います。
付け合わせに置いた薬味ですが、これは紅葉おろしです。スーパーでビンに入ったモノを見たのですが150円もしていてとても買う気が起こりませんでした。なので、自分で作ってみることに。
ビンの裏を見ると、赤唐辛子と・・・なるほど。とうことで、家庭で作る紅葉おろしです。すり鉢で赤唐辛子を摺って大根おろしを混ぜただけ。これで紅葉おろしの完成です。
カルパッチョ
柵取りして余った身は、カルパッチョにしました。カルパッチョなんて酢とオイルがあれば、それなりの味になりますのでアレンジしてみるのも有りですね。
今回のは和風仕立てです。まあでも、わざわざカルパッチョにしなくても醤油付けてシンプルに食べるのが美味いんですけどね。
酢:大さじ1
オリーブオイル:大さじ1
粗挽き黒コショウ:少々
大葉:2~3枚
ショウガ:1欠片
パルメザンチーズ:適量
- 刺身包丁でフグを切ります(簡単に書きましたが、手慣れてないと出来ません。もちろん私も出来ません)
- お皿に、フグの身を並べます。
- 刻みネギ、大葉、生姜をフグの切り身の間に盛り付けます。
- パルメザンチーズ(粉)を軽く振りかけます。
- ソースを適量つけます。
フグの卵とじ
椎茸:20~30g
エノキ:20~30g
三つ葉:適量
溶き卵:1個
だし汁:1カップ
- 土鍋にだし汁を準備して火にかけます。
- フグ・椎茸・エノキを入れて沸騰させて火を入れます。
- 材料に火が通ったら、溶き卵と三つ葉を加えて土鍋のフタをして火を消し蒸らします。
初めて作ったんですが、フグの身がもちもちしていて美味しいです。フグ屋さんで鍋を食べたことが有りましたが、火が通りすぎていてパサパサだった記憶があります。フグの鍋には火をあまり通さない方が美味しくいただけると思いますよ。
フグの唐揚げ
最後は、唐揚げです。身が残らなかったので、骨のみですが身が少し付いてるのでそれでも十分。フグは鳥肉に似てるのでフライドチキンの様な食感ですが脂がないのでくどくなくあっさりしていて美味しかったです。
フグの唐揚げは美味しいですね。ぼくの味覚の記憶の中で、魚の唐揚げとしては1番のうまさです。居酒屋のメニューにも有りますけど、あれはサバフグといった残念なフグで、間違って注文して食べてしまってガッカリします。
椎茸:2個
シシトウ:2個
片栗粉:適量
塩胡椒:適量
- フグに軽く塩胡椒をします。
- 片栗粉をつけます。
- 170~180度の油で揚げます。
- 同様に椎茸とシシトウも揚げます。