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キノコの栽培場を整備しました。【2018/12/5農業日誌】

だいぶ白菜が、大きくなってきて目立ってきました。農薬を散布してるので、チョウモク科の食害は無いです。だけど、アブラムシが湧いていましたので、農薬マラソン乳剤を2000倍に薄めて、散布しておきました。

マラソン乳剤は昔から有って実績がある農薬なんです。有機リン系殺虫剤になります。植物に浸透移行性があり、吸汁性害虫に効果がありますが、残効は短いです。

農薬は心配!って言う方で、口に入れても問題ない食材で代替え利用する、牛乳や醤油や焼酎といった材料も、厳密に言えば農薬です。人間の口に入れれるかどうかで、安全と判断する人が多いと思いますが、散布した後の古い牛乳とか醤油が懸かったのを食べるのも、結構な問題だと思います(むろん、洗うと思いますが)。とはいうものの、私は無農薬派です。でもアブラナ科だけは、どうしても農薬に頼ることになります。

農薬は、注射機で計測します。2リットルの散布機に入れるので1mlしか使いません。2000倍希釈でも、農薬は明らかに入ってるのが、匂いで判ります。なので防護マスクします。時々「農家はどんだけ農薬掛けてるかわからん」という方が言いますが、それは疑問です。濃度が濃いと、農薬使う側が被爆して危険です。私は、そこまでリスクを冒して、農薬は散布しません。なので、ワザと高濃度で散布は、考えられないです。これは実際に使ってみないと判らないことだと思います。スーパーでは、綺麗な野菜が売っていますね。家庭菜園をしたことがある人なら、判ると思いますが、綺麗に作れるとは・・・そういうことなんです。

野菜の手入れが無くなる季節なので、キノコ栽培に手を入れました。前回、ムキタケが生えましたが、新たにナメコも生えました。だけど、発生量は少ないです。ちょっと掘り返して調べてみました。菌糸が回ってる榾木と回ってない榾木とが容易に区別できます。

白い菌糸が回ってないのは廃棄します。なぜ回ってないのか、観察しました。本伏せ後に、菌糸を蟻やダンゴ虫に食べられたようです。オガ屑菌糸を接種しましたが、種駒菌種のほうが、虫には強い様ですね。

↑穴にオガ屑菌種を接種したのですが、食べられて無くなっています。次回からは種駒使います。

キノコ栽培場は、作業しやすいように、アーチ型から合掌式に変更しました。これなら、私が入り込んで作業できます。椎茸の榾木90cmも設置するので、改造しました。太陽光発電&バッテリーチャージ&灌水機も、手入れしなおしました。

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愛知県常滑市在住、TBFC所属あらい丸船長です。 趣味は、釣りと料理と家庭菜園です。 私の書いた記事が読者の皆様の参考になればいいなと思います。 宜しくお願いします。